5歳児11月の月案【例文】｜どーの先生の保育士ブログ

この記事では、5歳児クラスの11月月案に役立つ参考例文を紹介しています。

この記事の筆者

どーの先生とは

現役保育士
保育士歴7年
新卒保育士の採用・研修担当

どーの先生

一人でも多くの保育士に役立ててもらえるように、この記事を作成しています。

年齢・月齢別に月案を検索できます。

【年齢別】月案の参考例文を紹介この記事は月案に役立つ例文やねらいをまとめた記事になります。年齢や月別に検索しやすくなっているので月案の作成に役立ててください。またこのサイトは現役保育士が厳正なチェックのもと運営していますので、かなり信頼できる内容になっています。...

このサイトは、現役保育士が厳正なチェックを行い運営されています。

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この記事の内容

月のねらい
前月末の子どもの姿
活動内容
環境構成
保育者の配慮
家庭・地域との連携
健康や安全
食育
行事
評価
11月のぬりえ
今月の歌・絵本・手遊び
今月のおたより
月案のお悩み相談を受け付けています！

月のねらい

自ら健康に配慮し、園内外で互いの安全に気を付けながら過ごそうとする。
手洗い・うがいを欠かさず行い、健康で快適に過ごす。
自然の不思議さや美しさに気付き、興味・関心を持つ。
様々な人に関心を持って積極的に関わり、個性や背景を知ることで親しみを持つ。
友だちと意見を出し合って相談し、自分たちらしさを発揮して共同的に遊びを楽しむ。

前月末の子どもの姿

秋の自然を集めて形や大きさ、色、手触りなどの特徴を感じながら遊びに取り入れる姿がみられた。
友だちと絵本やアニメなどのイメージを膨らませながら相談や協力を行い、作ったり表現したりしてごっこ遊びを楽しむ姿が見られた。
互いに意見を交わしながらルールのある遊びを楽しんだり、ルールをアレンジしたりして遊びを展開する様子があった。
運動会後に午睡がなくなり、眠気や疲れが出やすくなっている。
運動会で経験したリレーやかけっこなどの遊びを継続して楽しんでいる。

前月末の様子はこちらの記事が参考になります。

➤5歳児10月の月案【例文】

活動内容

保育所保育指針に定める5領域をもちいて、5つの領域に分けて活動内容をご紹介します。

また幼児期からは、保育所保育指針に定める「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を意識して作成しました。

どーの先生

活動内容を考える参考にしてください。

幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿についてはこちらから。

➤【幼児保育の指針】幼児期の終わりまでに育ってほしい10姿を徹底解説

２つ以上の意味を持つ活動内容は重複して記載しています。

健康

寒暖差や日没時間の早まりなどに気付き、自らの健康に配慮する。（健康、自立心、自然・生命）
風邪や感染症の予防を意識し、手洗い・うがいを自ら進んで行う。（健康、自立心、思考力）
体をダイナミックに動かして遊び中で、互いを思いやり、安全に過ごす。（健康、共同性、道徳・規範、社会生活）
互いの健康や安全に関心を持ち、思いやったり、誘い合ったりしながら健康や安全を意識して遊ぶ。（健康、自立心、共同性、思考力、言葉）
散歩などの戸外活動時は、交通マナーやルールを意識し、互いの安全に配慮する。（自立心、共同性、道徳・規範、社会生活）

人間関係

個々の意見を伝え合う中で相違点に気付き、異なる意見を受け入れながら話し合いを進める。（自立心、共同性、思考力、言葉）
職場や仕事のイメージを深め、友だちと相談しながら創意工夫を行い、お店屋さんごっこやお仕事ごっこを楽しむ。（共同性、思考力、社会生活、数量・図形・文字、言葉、感性・表現）
共通の目的に向かって友だちと協力し合いながら、やり遂げる達成感を味わう。（共同性、思考力、言葉）

環境

寒暖差や日没時間の早まりなどに気付き、自らの健康に配慮する。（健康、自立心、自然・生命）
秋から冬への移り変わりに気付き、木の実や落ち葉などの自然物を遊びに取り入れようとする。（自立心、思考力、自然・生命）

言葉

互いの健康や安全に関心を持ち、思いやったり、誘い合ったりしながら健康や安全を意識して遊ぶ。（健康、自立心、共同性、思考力、言葉）
新しい意見や異なる意見に興味を持ち、取り入れたりアレンジしたりして互いに納得しながら遊びを深める。（共同性、道徳・規範、数量・図形・文字、言葉）
自分の思いや考えを言葉で伝えたり、相手の思いや考えを聞いたりして意見を伝え合うことを楽しむ。（共同性、思考力、言葉）

表現

職場や仕事のイメージを深め、友だちと相談しながら創意工夫を行い、お店屋さんごっこやお仕事ごっこを楽しむ。（共同性、思考力、社会生活、数量・図形・文字、言葉、感性・表現）
イメージに合った製作をしたり、役になりきったりして遊ぶ姿を様々な人に認められ、自信を持ったり達成感を感じたりする。（社会生活、思考力、数量・図形・文字、感性・表現）
友だちと曲に合わせて一緒に踊ったり、歌ったりすることを楽しむ。（共同性、思考力、感性・表現）

環境構成

手洗い方法をポスターにして、絵を見ながら行えるようにする。
気温や湿度、日の出、日の入り、日差しや風邪の強弱などを子どもが実感できるように、温度計や湿度計、日時計、新聞の切り抜きや絵本などを使って環境構成を工夫する。
お店屋さんごっこに興味を持っている子どもの様子に応じて、絵本や写真などを掲示する。
個々の意見を記録したり、書いたりすることができるように十分な場と道具を用意する。
意見の相違や相談の家庭を可視化し、合意事項を確認できるように記録紙やホワイトボード、付箋などを用意する。
イメージに沿って製作をしたり、表現したりできるように、子どもと一緒に素材を調達したり加工したりして、物的環境や場所、空間を工夫する。
戸外活動の時は袋を用意し、木の実や落ち葉などを進んで集められるようにする。

保育者の配慮

風邪や感染症についての話を行い、手洗い・うがいの方法を再確認しながら健康を意識して過ごせるようにする。
「今日は寒い」「日差しが柔らかくなってきた」などの季節が感じられる言葉を投げかけ、「上着を着よう」「早くお部屋に戻ろう」などと環境の変化に応じた行動ができるようにする。また、その姿を認め、促す。
知りたいことや興味を持ったことを伝え合い、自分で調べたり、訪ねたりする機会を作る。
子どもの問いに共感し、一緒に調べたり聞いたり、考えたりする手助けをする。
共感しながら話し合いの仲立ちをし、人の意見を知る楽しさに気付き、さらに効きたいと思う気持ちを育む。
他者の良い意見を聞いて賛同したり、取り入れたりしようとする姿を認める。
自分と違う考えを認めたり、柔軟に受け止めたり姿を認めたり、促したりする。
自分と違う意見を肯定的に受け止めようとする姿を認めて励ます。
友だちの意見を取り入れたり、自分の考えと融合させて新しい提案をしたりする姿を認める。
話し合いの進捗状況を発表したり、振り返ったりする機会を設けて遊びが継続して発展し、さらに楽しくなるように工夫する。
友だちのできていないことを批判的に指摘するのではなく、促したり誘ったりする言葉掛けを推奨し、思いやる心を育んだり、良い関係を築いたりすることができるように支援する。
楽しく遊べるように文字や形、数について必要があれば表現の手助けをする。
お店屋さんごっこに限らず、病院や銀行など子どもの豊かな発想の広がりを認めて促す。