絵本

【子どもの想像力を豊かにする】せんろはつづくを徹底解説

悩むうさぎ保育士
悩むうさぎ保育士
せんろはつづくってどんな絵本だろう?

興味はあるけど、どんな絵本なのか、どうやって読み進めたらいいのか分からない・・・。

 

こう言ったうさぎ保育士の悩みを解決していきます。

 

絵本を通じて学べる事
  1. 問題を解決する力
  2. 想像したり考えたりする力
  3. 自分の考えを発表する力

 

【2003年に発売され20年以上、再販を続けているベストセラーです。
子どもが集中しやすい短い文章で、繰り返しの言葉が多い工夫の詰まった1冊。
遊びへの発展も容易で、持っているだけで子どもの遊びが広がります。】

 

この記事の筆者はこんな人。

どーの先生とは
  • 保育士歴7年
  • 現役保育士
  • 2児の父親

 

このような経験を持つ現役保育士が「せんろはつづく」の全てを丸裸にします。

 

どーの先生
どーの先生
子どもが毎日「読んで!」と訴えるベストセラーです。

作品紹介

せんろはつづく
タイトル せんろはつづく
竹下文子
鈴木まもる
出版社 金の星社
発行日 2003年
値段 1320円(税込)
大きさ・ページ 23㎝/32ページ

 

絵本を一言で表すと?

次の行動を予測しながら物語を楽しむことができるベストセラー絵本

 

どーの先生
どーの先生
3歳の息子は2歳の時に激ハマりし、保育園から帰ってくると「せんろはつづく!」といい絵本を持ってくるようになりました。笑

 

あらすじ・内容

線路を繋げて遊ぶ子どもたちの前に大きな山や池などが登場し、線路づくりを邪魔します。

しかし、アイディアを振り絞りながら線路を繋げ、電車が走れる立派な線路を作っていくお話です。

 

どーの先生
どーの先生
問題に差し掛かると絵本を見ている子どもがアイディアを出してくれるます!

 

うさぎ保育士
うさぎ保育士
自分の考えを発表する機会を自然と作ることができる絵本なんだね!

 

どんな子どもにおすすめ?

車や電車などの動くものに興味を示す2歳頃の男の子におすすめ!

2歳~4歳頃までの長い期間を楽しむことができるのも魅力の1つです。

 

どーの先生
どーの先生
絵本を楽しみながら、トンネルや鉄橋などの生活インフラ知識が自然と身に付きます。

読み続けていると子どもが自然と「トンネル!」「鉄橋!」と話す姿に感動を覚えますよ。

 

うさぎ保育士
うさぎ保育士
絵本を楽しみながら想像力を養ったり知識が身についたりする素晴らしい絵本なのね♪

 

ワンポイントアドバイス!

「せんろはつづく」を読むときは、次のことを意識しながら読むように気を付けています。

子どもの自己肯定感を高めながら思ったことをどんどん発言する力が育まれるので意識してみてください。

 

子どもの発言を否定しない

2~3歳の子どもたちは、自分の知っている言葉を話したり人の言葉を聞いたりして言語を習得していきます。

つまり、発言を否定されることで自信を失い言葉を獲得する機会を失う恐れがあります。

 

悩むうさぎ保育士
悩むうさぎ保育士
でも、違うときはどうしたらいいの?

 

どーの先生
どーの先生
僕は、「○○君(ちゃん)のアイディア素敵だね!」や「そのアイディアは思いつかなかった!」などと伝えるようにしています。

 

また絵本をめくる時のドキドキも楽しみたいのでアイディアを出してから絵本をめくるように意識しています。

 

大人がヒントや正解を言わない

初めて絵本を読むとき、分からないや正解とは程遠い答えを言ってしまうことがります。

その時にヒントや正解を言わないように気を付けています。

 

悩むうさぎ保育士
悩むうさぎ保育士
子どもたちはモヤモヤしてしまうんじゃないの?

 

どーの先生
どーの先生
僕は子どもたちに「考える力」を大切にしてほしいと思っています。

 

答えを伝えてモヤモヤを晴らすことは誰にでもできることです。

自分で考えて答えを導きだす力は練習しないと獲得することができないので、小さいうちから習慣づけられるように気を付けています。

 

うさぎ保育士
うさぎ保育士
好きな絵本だからこそ、子どもたちが真剣に考えてくれるのかもしれませんね♪

 

ゆっくりと絵本を読む

「せんろはつづく」は繰り返しが多く、短い文章でまとめられているのが特徴です。

そのため、子どもが聞きやすいスピードで読み進めることで言葉の習得に繋がります。

 

うさぎ保育士
うさぎ保育士
自分で想像したり考えたりしながら言葉の獲得にもつながるなんて、まさに理想の絵本だね!

 

どーの先生
どーの先生
僕の子も繰り返し読む中で言葉をどんどん習得していきました。

 

ねらい

「せんろはつづく」は読むときのねらいは次の通りです。

 

ねらい
  1. 子どもの考える力を育みたいとき
  2. 子どもの意見を聞き、認めてあげたいとき

 

どーの先生
どーの先生
僕が意識していることを参考にしながら、自分なりのねらいを考えると絵本がもっと楽しくなりますよ!

 

ねらい1:子どもの考える力を育みたいとき

子どもの考える力は無限大です。

例えば、阪急電車の絵を書きながら、駅名や電車の種類(特急や準急など)、マークなどを描きオリジナル電車を作り上げていました。

 

どーの先生
どーの先生
このような考える力を引き出してあげたい時に「せんろはつづく」を選ぶようにしています。

 

ねらい2:子どもの意見を聞き、認めてあげたいとき

「せんろはつづく」は繰り返しの言葉と短い文章で構成された絵本です。

そのため、絵本を読み終わるのに時間がかからないため、子どもの意見や考えを引き出してあげやすい環境を作ることができます。

 

どーの先生
どーの先生
ひとつの場面をみんなで考えるのもいいし、1人に答えてもらってもいいです!

 

先生が言葉を拾ってくれると子どもは嬉しい気持ちになります。
また認められることで、信頼関係が深くなっていき、よりよい関係づくりにも繋がります。

 

どーの先生
どーの先生
2~3歳の子どもたちは承認欲求を満たすことで愛情を感じます。

人格形成が大切なこの時期において「せんろはつづく」は子どもと密にコミュニケーションが取れる絵本の代表と言えるでしょう。

 

遊びへの発展!

「せんろはつづく」を読んだ後は、線路づくりがおすすめ!

2~3歳頃の子どもは、プラレールなどの線路を繋げて遊びます。
その中でお友だちと協力したり表現力を養ったりすることで、子どもの成長につなげていくことが可能です。

 

うさぎ保育士
うさぎ保育士
保育の幅がグッと広がりそうね♪

 

4歳頃の子どもに読んだ後は、ペーパークラフトやお絵描きなどに発展させるのがおすすめです!

ハサミやのり、クレヨン、色鉛筆などの道具を使う練習にもなるし、子どもならではの発想を存分に見ることができます。

 

どーの先生
どーの先生
たくさんの線路や駅を描き、テープで繋いでいった姿は今でも忘れられません!

 

【2003年に発売され20年以上、再販を続けているベストセラーです。
子どもが集中しやすい短い文章で、繰り返しの言葉が多い工夫の詰まった1冊。
遊びへの発展も容易で、持っているだけで子どもの遊びが広がります。】

 

まとめ

最後に「せんろはつづく」の情報を再確認して終わります。
ここまで読み進めていただき、本当にありがとうございました。

  1. どんな子どもにおすすめ
  2. 具体的な年齢は?
  3. おすすめの時期や季節はある?

 

  1. 車や電車などの動くものに興味を示した時
  2. 2~3歳(僕のおすすめは2歳)
  3. クラスの人数が少ないとき(一人一人の意見を聞きやすいため)

 

問題にぶつかったときの考える力や想像力を養うことができるベストセラーです。

また4歳頃まで楽しむことができるので、絵本選びに悩んでいる保護者にもおすすめしやすいのが特徴です。

 

どーの先生
どーの先生
毎日「せんろはつづく!」を読み続けた僕が言うので間違えありません!

 

以上、「せんろはつづく」の紹介でした。

絵本の内容や読み方、購入で悩まれている方の参考になれば幸いです。

 

【2003年に発売され20年以上、再販を続けているベストセラーです。
子どもが集中しやすい短い文章で、繰り返しの言葉が多い工夫の詰まった1冊。
遊びへの発展も容易で、持っているだけで子どもの遊びが広がります。】

 

 

他にも様々な保育で役立つ情報を発信しています。

どーの先生
どーの先生
お時間の許す限り、覗いてみてくださいね。

 

ABOUT ME
どーの先生
現役保育士です。保育士として働きながら、保育士のスキルアップ情報をブログで発信しています。保育士歴は7年目で、新卒採用担当・新卒研修担当も担っております。保育士になる方法や指導案の書き方など、保育士の悩みをどんどん解決していきます。

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