こんにちは。現役保育士兼チャイルドボディーセラピストのどーの先生(@保育士ブロガー)です。
当サイトを見ていただきありがとうございます。
本記事は下記のような方に向けに記事を書いています。
・ベビーマッサージについて知りたい
・ベビーマッサージの効果について知りたい
実は私、学生時代にベビーマッサージの資格を取得していまして、子どもが生まれたのをきっかけに自分の子どもにベビーマッサージを始めてみようと思ったわけです。
プロと言うには経験不足ではありますが、学んできたことをもとに、ベビーマッサージについて解説していきます。
この記事を読むことでわかること
・ベビーマッサージについて詳しくなれる
・ベビーマッサージの効果について知ることができる
とはいえ、いきなりこのようなことを言っても信頼できないと思いますので、簡単に自己紹介をしていきます。
・保育士歴3年目
・2015.9.24日、ベビーマッサージの資格取得
・令和元年8月に第一子誕生
以上のような経験をしておりまして、一応、子どものプロです。
では早速、本題に入っていきましょう。
ベビーマッサージってなに?
ベビーマッサージとは、言葉で伝えることができないあかちゃんへの愛情表現と、心と体をいたわる純粋な気持ちから生まれた、あかちゃんとの最高のコミュニケーション方法です。
あかちゃんは生まれてきてから、やさしく触れたり、見つめたり、話しかけたりする事によって大人との絆を深めていきます。
パパやママ、その他大勢の人に触れられることで、あかちゃんは気持ちよさとうれしさで笑顔になります。
その可愛らしい笑顔を見てみんなも笑顔になり、どんどん笑顔の輪が広がります。
このように、お互いが癒し癒されていくのが、ベビーマッサージの魅力のひとつです。
チャイルドボディーセラピストってなに?
ベビーマッサージについて理解したところで、私が持っているチャイルドボディーセラピストについて解説していきます。
私が取得しているチャイルドボディーセラピストとは、いくつかあるベビーマッサージの資格のひとつです。
一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)という団体が発行している、民間資格です。
ホリスティック医学について学び、その豊富な知識を活かして、整体理論や技術を取り入れてベビーマッサージを行っています。
特徴としては、裸にすることなく施術を行えるのがポイントです。
因みに、ホリスティック医学とは、人を症状だけではなく、心と体を含めた全体の中で、健康の調和をはかっていこうとする医学のことです。
ベビーマッサージの効果を解説
では実際にベビーマッサージを行うことで、あかちゃんにどのような効果があるのでしょうか?
ベビーマッサージには大きく分けて、7つの効果があります。
・あかちゃんの心と体の発達を促します
・あかちゃんの情緒の安定につながります
・あかちゃんの健康維持につながります
・あかちゃんの人格形成に良い影響を与えます
・あかちゃんの病気予防や早期発見につながります
・保育者(保護者)と心がひとつになります
・成長しても絆の深い安定した人間関係を築くことができます
とは言え、この説明だけではいまいち理解ができないと思います。
どうしてそのようになるのか、話を深掘りしていきます。
あかちゃんの心と体の発達を促します
ベビーマッサージは、子どもとのふれあいを大切にしています。
ふれあいとは、触れる、見つめる、話すというスキンシップをとることです。
あかちゃんはふれあいをとおして、楽しい、嬉しい、気持ちがいい、安心するなどの心が豊かになる感情が芽生えます。
また、からだを触ることで筋肉や内臓、神経など様々な部分が刺激されて、体の発達を促します。
つまり、ベビーマッサージをすることで、心と体の発達を促すことができるのです。
あかちゃんの情緒の安定につながります
あかちゃんが泣くときには、色々な感情が込められています。
たとえば
・お腹が空いた
・眠たい
・おむつを替えてほしい
などがあります。
しかし、あかちゃんが泣くのはほかの理由も考えられます。
あかちゃんは、ママのことが大好きです。
ママに抱っこされることや触れられることで、あかちゃんはママの心音が聞こえます。
あかちゃんは、長い間ママのお腹の中で過ごしていましたので、ママの心音を聞き分けることができます。
あかちゃんはママの心音が聞こえると、守ってもらえると感じて安心します。
その結果、情緒が安定して夜泣きの改善が期待されます。
あかちゃんの健康維持につながります
健康を維持するためには、免疫力を高める必要があります。
では、免疫力を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?
免疫力を高めるためには、リラックスすることや体を休めることが大切です。
ベビーマッサージには深いリラクゼーション効果があり、自然治癒力や免疫力を高め、病気に負けない体を作ってくれます。
あかちゃんが大好きな、パパやママにベビーマッサージをして貰えるということは、赤ちゃんの健康維持にも大切なことなのです。
子どもの人格形成に良い影響を与えます
人格の土台ができる最も大切な時期は、0~3歳と言われます。
赤ちゃんが初めてコミュニケーションを取って関わるのは、パパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんなどの身近な親族です。
家族と絆を深めるということは、安定した精神状態を保つことができるということです。
安定した精神状態は、人格の根底形成に良い影響を与えることができるのです。
小さいながらにあかちゃんは、自分の価値に気づいていますよ
あかちゃんの病気予防や早期発見につながります
毎日あかちゃんとふれあうことで、ちょっとした体の変化に気づくことができるようになります。
「今日は体温が高い」、「いつもと何か様子がおかしい」など、本当に些細なあかちゃんの変化を見逃しません。
些細な変化を見逃さないと言うことは、あかちゃんの体の変化を感じ取ることができる力であり、病気の早期発見や予防に繋がります。
あかちゃん目線になると、自分の体をしっかりと分かってくれるママのことが、もっと大好きになりますよね。
保育者(パパ、ママ)と心がひとつになります
あかちゃんに限らず、子どもとの信頼関係は一日で築くことができたり、深くできるものではありません。
長い長い時間をかけて、遊んだり、叱られたり、笑ったり、喜んだり、怒ったり様々な経験をすることで育まれるものです。
ベビーマッサージは、あかちゃんとスキンシップを取って、楽しんだり、笑ったり、喜んだり色々な感情を共有することができます。
保育者(パパ、ママ)と同じ時間を過ごすことにより、信頼関係が深まり、あかちゃんとの心がひとつになります。
成長しても絆の深い安定した人間関係を築くことができます
子どもが友だちを作っていく過程の中で1番大切なことは、自分を守ってくれる大人がいると言うことです。
専門用語で子どもの安全基地などと言います。
自分は守られているから安心。
じゃあ、外の世界も体験してみよう!と思うようになります。
つまり、好奇心が芽生えてくる訳です。
では、その好奇心が芽生えるようにするためにはどのようにすれば良いのか。
それは、パパやママと愛し合った絆をしっかりと作ると言うことです。
これを専門用語で愛着形成と言います。
ベビーマッサージでは、あかちゃんのときからスキンシップをとり続けることにより、愛着形成をしっかり形成していくねらいもあります。
ベビーマッサージは、あかちゃんとパパ、ママのコミュニケーション

ベビーマッサージを簡単に表すと、あかちゃんとパパ、ママのコミュニケーションをとる方法のひとつです。
お腹を痛くして、何時間も一緒に頑張って、やっとの思いで生まれてきたあかちゃん。
あかちゃんに出会えて嬉しい反面、育てることに不安を感じているのではないでしょうか?
・どうやって関わったらいいのか分からない
・なんで泣いているのか分からない
・どうやって遊んであげたら良いのか分からない
新米ママさんやパパさんの不安は、あかちゃんにも伝わります。
このような感情を抱いているのであれば、ぜひベビーマッサージをしてあげましょう。
あかちゃんも喜んでくれて、今まで以上にあかちゃんのことが好きになります。
あかちゃんにとって、パパやママが笑ってくれていると言うことは、それだけで安心できるのです。