2歳児9月の月案【例文】｜どーの先生の保育士ブログ

この記事では、2歳児クラスの9月月案に役立つ参考例文を紹介しています。

この記事の筆者

どーの先生とは

現役保育士
保育士歴7年
新卒保育士の採用・研修担当

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【年齢別】月案の参考例文を紹介この記事は月案に役立つ例文やねらいをまとめた記事になります。年齢や月別に検索しやすくなっているので月案の作成に役立ててください。またこのサイトは現役保育士が厳正なチェックのもと運営していますので、かなり信頼できる内容になっています。...

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この記事の内容

月のねらい

保育者に見守ってもらいながら、身の回りのことをしようとする。
保育者や友だちと一緒に、全身を使った遊びを楽しむ。
色々な音や身体の動きを見つけて楽しむ。
友だちと一緒に体を動かす心地よさを知る。
お話しの世界のイメージを友だちと共有して遊ぶ楽しさを味わう。

前月末の子どもの姿

水遊びやシャワーの準備、片付けを進んで行おうとする。
靴や衣服の着脱では、上下左右、表裏を間違えることが多い。
友だちとのかかわりが増え、ごっこ遊びなどをすることが多い。
園や家庭で夏祭りに参加した影響からか、太鼓や踊りに興味示し、自分たちで音を鳴らしたり、リズムを取ったりして楽しんでいる。
「一緒に○○しよう」「□□に行こう」と友だちを誘って遊ぼうとする姿が見られるようになってきた。
夏に読んだ絵本の影響を受けており、「おばけになって」「お祭りしたい」ということが増えた。

前月末の様子はこちらの記事が参考になります。

➤2歳児8月の月案【例文】

活動内容

保育所保育指針に定める5領域をもちいて、5つの領域に分けて活動内容をご紹介します。

どーの先生

活動内容を考えるときの参考にしてください。

２つ以上の意味を持つ活動内容は重複して記載しています。

健康

夏の疲れを感じず、快適に過ごす。（健康）
靴や衣服の着脱方法を知り、自分でやってみようとする（健康）
おいかけっこやしっぽ取りゲームなどを通して、友だちと一緒に体を動かして遊ぶ楽しさを知る。（健康、人間関係）

人間関係

おいかけっこやしっぽ取りゲームなどを通して、友だちと一緒に体を動かして遊ぶ楽しさを知る。（健康、人間関係）
音に合わせて身体の動きを工夫し、友だちと一緒に面白い動きを見つけていく。（人間関係、表現）
自分たちが面白いと感じる「音」が出る楽器を友だちと協力しながら見つけたり、製作したりして演奏したり、音やリズムの重なりを楽しんだりする。（表現、環境、人間関係）
毎日の生活の中で、保育者や友だちとの言葉のやりとりを楽しむ。（人間関係、言葉）

環境

身の回りの物を使って「音」を出し、音の違いに気付いたり、工夫して音を出したりすることを楽しむ。（表現、環境）
自分たちが面白いと感じる「音」が出る楽器を友だちと協力しながら見つけたり、製作したりして演奏したり、音やリズムの重なりを楽しんだりする。（表現、環境、人間関係）
簡単なイメージやルールを共有して遊ぶ楽しさを味わう。（人間関係、言葉）
クラスで楽しんでいる絵本や紙芝居などのお話しをもとに、みんなでイメージを共有し、ごっこ遊びなどに取り入れていく。（人間関係、言葉、表現）

言葉

簡単なイメージやルールを共有して遊ぶ楽しさを味わう。（人間関係、言葉）
毎日の生活の中で、保育者や友だちとの言葉のやりとりを楽しむ。（人間関係、言葉）
クラスで楽しんでいる絵本や紙芝居などのお話しをもとに、みんなでイメージを共有し、ごっこ遊びなどに取り入れていく。（人間関係、言葉、表現）

表現

身の回りの物を使って「音」を出し、音の違いに気付いたり、工夫して音を出したりすることを楽しむ。（表現、環境）
音に合わせて身体の動きを工夫し、友だちと一緒に面白い動きを見つけていく。（人間関係、表現）
音に合わせた身体の動きを見つけて、リズムに合う楽しさを知る。（表現）
自分たちが面白いと感じる「音」が出る楽器を友だちと協力しながら見つけたり、製作したりして演奏したり、音やリズムの重なりを楽しんだりする。（表現、環境、人間関係）
クラスで楽しんでいる絵本や紙芝居などのお話しをもとに、みんなでイメージを共有し、ごっこ遊びなどに取り入れていく。（人間関係、言葉、表現）

環境構成

休息や水分補給がいつでもできるスペースを用意する。
身の回りのことをじっくりと取り組めるように、スペースや時間を確保する。
一人ひとりの興味あることを把握して、かかわりがもてる場を作る。
お祭りで太鼓の興味を持った子が自分たちで太鼓作りを楽しめるように、空き缶や食品用のラップなどを用意しておく。
様々な音に出会えるように、ペットボトルやヨーグルトの容器、棒状の物、ビーズ類など多様な素材を用意する。
音を出すことを楽しんでいる様子を見ながら、保育室のスペースを広く取り、動きも合わせて楽しめるようにする。
子どもの好きな体操や動きやすいテンポのよい曲を取り入れる。
戸外に出かける機会を多く作り、秋の自然に触れたり、季節の歌を取り入れたりして秋を感じられるようにする。

保育者の配慮

衣服の仕組みに気付けるように着方を丁寧に伝える。
自分で作った楽器などで色々な音の出し方を楽しんでいる様子に寄り添い、出てくる音の面白さや鳴らし方の工夫を共有し、一緒に楽しんでいく。
散歩に行った際は、戸外の様々な音に興味を持って、音を発見する子どものつぶやきを丁寧に拾っていく。
身近な自然に興味が持てるような声かけを行い、子どもの気付きに共感し、うれしさや楽しさが味わえるようにする。
音や動きに合わせて動きやリズムを楽しむ子には、一緒に体を動かしながら、その楽しさが周囲にも伝わるようにかかわりを工夫する。
おいかけっこの「追うー追われる」のやりとりを楽しみ始めた子どもの姿をクラスで共有できるように、絵本やお話のストーリーに沿って遊び、みんなで楽しめる機会を作るように工夫する。
お気に入りの絵本やお話の文脈を即して、おいかけっこややりとりを楽しむ機会を積極的に作っていく。
絵本を読むときは、繰り返しやお気に入りのフレーズなどを息を合わせて読み、そのやりとりを楽しんでいく。
追われることに緊張感を持つ子どもには、無理なく楽しめるよう保育者と一緒に追う側になるように誘い、それぞれの参加方法を認めていく。
しっぽ取りなどのゲーム性のある遊びは、ルールをわかりやすくして、子どもたちが興味を持って参加できるようにする。